国内パブリッシャーの模索〜コマース、代理店業、広告会社買収〜(2019/9/2)

2019/09/09

株式会社キメラ(XIMERA,inc.)は、出版社・新聞社や放送局といったパブリッシャーに対し、SaaSの提供やコンサルティングを通じたビジネス支援をしている会社です。

弊社のニュースレターでは、パブリッシャーの方々に向けて国内外の注目ニュースをご紹介するほか、キメラの最新動向を隔週でお届けしています。

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ブログではバックナンバーを掲載しています。ここからは【2019年9月2日号】の内容をご覧ください。

1.海外パブリッシャーの最新ニュース

Buzzfeed USが「MoodFeed」機能公開 気分に合わせて記事リストを提示

2019年8月22日、Buzzfeedが読者の気分に合わせた記事コンテンツを提供する機能を公開しました。読者は「curious」「stressed」「bored」「nostalgic」「joyful」「hungry」の6つの感情から自分の気分に合ったものを選択すると、おすすめの記事のリストが提示されるとのこと。レコメンドにはインテルのAIツールを導入しているそうです。過去の優良コンテンツを再掲し、読者のロイヤルティを高めるためにも活用できそうな機能です。

豪メディア、TV広告収入の低迷が収益を圧迫(英文)

オーストラリアの民放大手「Seven West Media」の業績低迷が深刻です。2018/2019年度決算によると、同社はTV広告収入の低迷によって1年間で4億4400万豪ドルの損失を被り、同社の株価は史上最低の水準を推移しているとのこと。監査法人のKPMGも「視聴習慣の変化もあいまって逆境がさらに続く」とコメントしている点が興味深いです。日本も決して対岸の火事とはいえないニュースです。

<その他の注目ニュース>

2.国内パブリッシャーの取り組み

今週は、国内パブリッシャーが記事コンテンツの一歩先の付加価値を求めようとするニュースが印象的でした。

日経、世界最大級の広告祭「カンヌライオンズ」「スパイクスアジア」国内代理店に

2019年8月29日、日本経済新聞社は「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」および同事務局が開催するアジア最大級の広告祭「スパイクスアジア」の日本国内における代理店業務を9月1日から務めることを発表しました。広告賞への応募支援や、受賞作品の保存記録の作成を手掛けるとのことです。なお、それまでは株式会社東映エージエンシーが同広告祭の代理店でした。

メディアジーン、Amazonのセール期間中において、コンテンツコマースの最多売上と注文件数を達成

2019年8月20日、メディアジーンは、2019年7月15〜16日の「Amazonプライムデー」に合わせて掲載した記事を通じて数億円の売上と数万件の注文件数を達成し、過去最多売上を記録したと発表しました。2017年から「ギズモード・ジャパン」「ライフハッカー[日本版]」などの記事で読者に購買を誘引するコンテンツコマースが大きな実を結びました。海外のパブリッシャーでも、Amazonプライムデーに合わせた記事コンテンツで収益を拡大している事例がDIGIDAYで報じられています。

朝日新聞社、広告プロダクション・イベント運営会社ディーイーシー・マネージメントオフィスをグループ会社化

8月19日、朝日新聞社は広告プロダクション・イベント運営会社の「株式会社ディーイーシー・マネージメントオフィス(DEC)」をグループ会社としました。同社は自動車「レクサス」をはじめ、様々なクリエイティブ企画・制作を手掛けています。 DECは朝日新聞社が手がける各種イベントの運営拠点となるほか、広告企画・制作でも協働を進めるとのことです。今後、朝日新聞と組んでさらなる付加価値を生む取り組みが生まれるかどうか、注目です。

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